【これから海外受験を検討している人へ】海外住めば何が起こるかわからないしうまくいかない時だってあるのだ!!!
こんにちはNOAです♪
今回は自分の大学受験のお話をしたいと思います。
結果から言うと、私は受験に落ちる前に出願をすることができませんでした。
今回の記事では
私の何がダメだったのか、なんで出願できない状況になってしまったのか、など
詳しくお話しできたらいいなと思います。
バルセロナ市内から電車で40分のところにあるきれいな海🌊
【オモロガシオンがとにかくめんどくさい👊】
オモロガシオン、正式にはHomologación。
スペインの大学受験で必要な書類のうちの一つ。
発行するには約8ヶ月〜1年かかると言われているが運が良ければ2ヶ月で受け取れるケースがある(私の友達のうち3人ほどが2ヶ月で受け取っていて本当にびっくりしました)。
オモロがシオンに必要な書類は
主な書類はこんな感じだった記憶があります、
また毎年教育機関が求める書類の条件が変わるのでその辺は要チェックしておくといいと思います🙆♀️
上から順に19時30分、21時、21時40分、日の入りが遅いのには未だに違和感しか感じない。
【私の出願できなかった話】
私は約2年半年前(高校2年の2月から)からスペインでの大学受験に向けて書類や語学また受験勉強を進めてきました。長い時間をかけてミスがないように準備をしてきたつもりだったのでバルセロナに着いた時(2021年5月末)には特に受験の書類に関しては問題がなかったつもりです。
しかし7月、カタルーニャの教育省が成績証明の審査内容を厳しくしたため急遽留学していた国、コスタリカの成績証明も必要となりました。
(2020年までは留学していた場合は2年分の成績証明で通っていたそうです。)
そのためコスタリカの成績を持っていたのですがかなり雑で手書きだったためコスタリカの先生にパソコンに情報を打って正式なものを作ってもらうようにお願いしました。
最初は
”明日やるね”
と言われて次の日聞いた時は
”忘れてたから明日やるね”
と言われ、そのやりとりが1週間程続きました。
その後めんどくさいのが嫌なのか無視されてしまい結局最後までコスタリカの学校が書類発行してくれることはありませんでした。そのことを日本の高校に相談したところ、日本の高校がコスタリカの成績を認めたと言う形でコスタリカの成績証明書を発行してくれました。そしてオモロガシオンに必要な書類が全て揃ったところで提出前にバルセロナの学校の先生と確認したところ大丈夫だと言われ私は安心した状態で受験に挑みました。
ちなみに受験は5月末最後の1週間でした‼️
その後、学校の先生のもとに一通のメールが。。。
“書類の発行は順調に進んでいます。あと2週間以内には届くと思います。”
このメールを読んだ時、すごく安心したのを覚えています。
そしてその1週間後くらいに受験時のテストの点数が公開され自分の行きたい学部に十分足りている点数だったので安心して書類を待っていました。
しかし2週間経っても状況が変わらず、先生にメールや電話をしたところ、、、
“何にも知らないから私にこれ以上聞かないでくれる?オモロガシオンの発行を行っているのは私じゃなくて教育省だから私は悪くないの”
と。
え?嘘でしょ、、、
あなた先生だし受験のサポートしてくれるってホームページにも書いてあったよね、、?
すごくショックでした。
ただただ、
“私のせいじゃないから、教育省のせいだから”
と、責任逃れをしているようにみえ、また心配なら自分でやればと言う感じで言われたのでUrquinaona付近にあるオフィスへ直接行き状況を聞いてみたところ、、、
“あなたの書類はコスタリカの成績に不備があるため発行できません”
その日は正直人生のどん底に落とされた気分で、また出願ギリギリまでそのことを言われなかったことにとてもショックを受けました。なんで発行できないならもっと早い段階で教えてくれないの、、、
その後そこの職員に言われた別のオフィスに行きましたが私たちは何もできないからと言われ元のオフィスにもう一回行くことに。その時に友達のお父さんが一緒について行ってくれることに!!
結果、状況は変わらず、私のコスタリカの書類を認めてもらうことはできませんでした。
帰り際、
“世界にはいろんな国があるんだからそれぞれの国のことを理解していかないとかわいそうだよ。”
と、友達のお父さんが一言。
スペインましてやバルセロナなんて世界からさまざまな人が来てとても人気な観光スポットのうちの一つだしもちろん毎年たくさんの学生が様々な理由で留学しに来たりもする。そんな外国人でいつも賑わっているバルセロナだからこそ、もう少し私の状況も多めにみて欲しかった。そしていつもマイペースで時間にルーズなスペイン人がなんで書類関連になるとどの国よりも厳しくなってしまうんだろう、とも思った。
まあもちろん書類がどの国でも重要なのはわかるけど、笑。
【これから海外で大学受験を考えている人へのアドバイス】
書類の準備には特に気をつけてほしい。
特に高校留学をしてその留学先の正式な成績書を貰えていない人の中で海外の大学を考えている方。
国によっては日本の学校が認めてくれた書類さえあるなら問題がない場合がありますが、もしかしたらスペイン内の大学だとちゃんと書類を発行してもらえない場合があります(他の州についてはよくわからないが)。
書類に不安があるなと思った人は、学校の先生に聞くのも留学サポートセンターの方々にお願いするのも、ネットの口コミなどで調べて判断するなどはやめた方がいいと思います。
スペインの場合は各州の教育省のようなところ、その他の国は詳しく知りませんが自分の行きたい大学に直接書類を送って聞いた方が絶対にマシだと思います。
あくまで私や周りの友達の経験上の意見です。自分が本当に信頼できるなと思ったのならサポートセンターの人でも学校の先生でも聞く価値はあるかもしれない。
私はその後すぐに気持ちを切り替えて他のヨーロッパの大学5校ほどに問い合わせをして、書類を認めてもらい、試験もすぐにオンラインから行い、またインタビューテストもやり終えて見事その大学に合格することが出来ました!
2年間半かけて準備してきたスペイン大学の準備はたった一つの書類のせいで諦めなければなりませんでしたが、約1ヶ月でまた新たな進路の準備を進めていき見事合格の切符を手にすることが出来たので今はまたその国の大学への準備を進めています。
個人的に最初は本当に悔しかったものの、また新たな道で頑張ろうと思えたので経験としてこのバルセロナでの生活は無駄じゃなかったと言えます。憧れの場所での生活、素敵な友達との出会い、スペイン語での日々、毎日が本当に冒険のようで楽しかったなと思います。
なので結果オーライ🙆♀️
ですかね(笑)。
【追記で】
しばらくの間はバルセロナの記事を書き続ける予定です。また高校留学系のお話をする機会も考えています。次の行き先については後に記事にしていく予定なのでお楽しみに🫶